2016年1月4日月曜日

児童劇団「大きな夢」

児童劇団「大きな夢」のホームページが完成しました。
大きな夢は、平成5年に東京都稲城市で発足。スタートはほんの10名足らずの子どもたちを集めた小さな地域の劇団だったそうですが、今では全国に23か所、約500名が在籍する劇団になりました。各地で年1回行われる定期公演はどこも大盛況です。

お友だちに誘われて、近所のあおば子どもミュージカルの公演を観にいき、子どもたちの透き通った歌声の美しさにびっくりしたのが5年前。。。。以来、毎年楽しみに観に行っています。
用意されたプログラムは15,6あるのでしょうか。
舞台装置も衣装もプロ仕様で、青砥先生をはじめ劇団四季出身の先生方、多くの経験を積んだ卒団員の指導の下、本格的なこどもミュージカルが実現しています。

12月28日。毎年暮れに行われる全国大会の歌のコンクール「夢コン」に招待していただきました。
北は北海道から南は福岡・熊本まで、23の地域でそれぞれ選ばれた子ども達61名が、大きな舞台で一人ずつ、自分の好きな歌と踊りを披露します。審査員は6名。勝手にどきどきして見守っていましたが、さすが予選を勝ち抜いてきた子ども達。堂々としていて空気の作り方がとても上手。歌や踊りが大好き!という気持ちが身体じゅうから溢れ出ていました。魅入ってしまい2時間があっという間。


第2部は各地の劇団のグループパフォーマンス。これがまた本当に楽しいものでした。
地方から出てこられない子ども達もビデオで参加。代表者は少人数でも負けずに踊って、観客席からたくさんの温かい拍手が送られていました。







計7時間強というビックイベント。紅白よりよかったな(笑)


大きな夢は、プロを養成する劇団ではありません。
けれど演技を勉強していくなかで、将来芸能の道で生きていきたいと思う子は、3年前に発足した芸能プロダクション、Bプロに登録して可能性を広げることができます。今年は、(株)キューブとの提携が決まり、その可能性もぐんと広がりました。


受賞した子ども達。お疲れさまでした!


今年のあおばミュージカルの定期公演で主役を演じたお子さんのお母様のメールを一部抜粋します。

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多くのお客様に観に来ていただけて、子どもたちも本当に幸せです。

先日打ち上げがあり、一人一人スピーチをするのが恒例なのですが、
公演までの様々な葛藤や悩み苦しんだ経験、緊張感、連帯感、そして最後にはやり遂げた達成感、そんなことを思い出しながら話しているうちに、ほとんどの子どもが泣いてしまいます。

真剣に取り組んで努力したからこそ出る涙なのだと思うと、もらい泣きしながらも心から拍手を送ります。

最初から出来上がった子どもたちをオーディションで集めて商業主義的に公演をうつ組織と違って、劇団ならではの舞台の作り方がそこにあって、一つ一つ稽古を積み重ねていくことで培われるクオリティ、繰り返しの体験の中で子どもたちは成長していくことができます。
この劇団に出会えていなければできなかった様々な経験や思いに、感謝する一日でした。
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児童劇団の運営は決して順風満帆できたわけでははなく、多くの父兄やミュージカルを愛する人達の援助・協力によりで支えられてきました。

ホームページは、そうしたたくさんの人の思いがあることを胸に留めながら作りました。

二〇一六年、さらなる飛躍をお祈りしています。
がんばれ、子ども達☆




児童劇団「大きな夢」
オフィシャルウェブサイト